ムダな勉強方法からの脱出!(効率的な勉強の仕方)
- 三輪塾長
- 2024年4月1日
- 読了時間: 3分
更新日:2024年4月7日
みなさんは例えば数学の問題を解くとき、「自分の力ではどうしても最後の解までたどり着けず、すぐにヒントなどを見て、すぐに解答を真似て書く」ということはありませんか?
また、ヒントや解答をすぐに読み「なるほど。わかった。」と思い、そこで終わっている人はいませんか?
そのような手法だけでは勉強したことが頭に残らず、また同じような問題でつまずきます。そしてこれをエンドレスで繰り返します。
これって、とっても非効率な勉強の仕方ではありませんか?
この方法は数学に限らず、物理や化学なども同じような方はたくさんいらっしゃいます。
「頑張って毎日◯時間も勉強している!」▶「なのに成績が伸びない」
このような方は、多くが上記のようなやり方をしていたりもったいない勉強方法を繰り返しています。
もしもったいない勉強方法をしていると思った方は次の勉強のやり方をしてみると、効果が出ます。
①:できない問題に出会ったとき、すぐに解答を見ない。
②:できないと思ったら秒速で解答に向かうのではなく、5分〜10分くらいは必死に考える。
そして、10分くらい考えても方針が思いつかない、最後までたどり着けない場合の勉強の仕方から復習の方法を書きます。
第一段階:解答・解説をしっかり読み、理解します。解答を暗記しても意味がありません。とにかく解説が理解できるように頑張ってください。そして理解できたとします。これが第一段階です。
第二段階:翌日にもう一度同じ問題を解きます。前日にしっかり理解出来ていたら解けるはずです。もしここでまた引っかかったら、もう一度、解説を読み直し、どの部分ができないのか、再度確認します。
第三段階:さらに2,3日間をあけて、同じ問題を解きます。おそらく出来るはずです。
第四段階:最初から見て、1週間後にもう一度解きます。1週間後に解けたら、たいていこれでその問題はマスター出来ています。類題も解けるようになっているはずです。
最初、自分ではこんな問題、絶対無理だと思っていたレベルのものでも、普通に解けることになり、自分でも驚くと思います。
まとめますと、同じ問題を間隔をあけて、4回解き直すだけです。
当日、翌日、2,3日後、1週間後です。
そしてこれはよさそうな問題だと思ったら、それをレポート用紙、またはA4の紙などに問題と解答を写しストックします。クリアーファイルなどに分野別のファイルをストックします。
ときどき、そのストックしている問題を出してきて解き直します。1ヶ月以上間を開けますと、忘れてしまうこともありますので、重要だと思う問題は、2,3週間に一度くらい解いてみます。
このあたりまで来ますと、実際に紙に書かなくても、頭の中で解答の手順を追っていくだけで、大丈夫です。もしそれが出来ないようなら、実際に紙とペンで書きながら解いてみます
高校と中学ではどの教科も難しくなり、覚えなければならないことも格段に増えます。 もしあなたの高校が偏差値45~65くらいのところでしたら、上記の方法はかならず役に立ちます。偏差値70を超えているような高校に通っている人でも、苦手だった数学を1年間上記の方法でストックしていき、京大に受かった人が何名もいます。
勉強は「わかる」→「できる」→「よくできる」の3段階があります。「よくできる」と言えるようになるには、自分にとって苦手なものをひとつひとつつぶしていって、はじめてできるようになります。そのための方法論のひとつが、上記の方法です。
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